日本ロング界のエースは、フロートライド3モデルを使い分ける。
4月14日に開催された国内最高峰のロングディスタンス・トライアスロン「全日本トライアスロン宮古島大会」、35回目の総合王座に就いたのは戸原開人だった。
スイムを5位と好位置でフィニッシュし、バイクスタート時点で早くもトップに躍り出た戸原は、バイク157㎞、ラン42.195㎞を独走。途中、熱中症に陥るというトラブルに陥りつつも、終わってみればトータルタイム7時間55分43秒、2位以下に40分以上もの差をつけての圧倒的な勝利だった。
2015・2016年に続いて3年ぶり3度目のストロングマン王座に就き、「日本ロング界のエース」としてのポジションをさらに揺るぎないものにした戸原。レース前から「得意のランに勝負を持ち込めれば手堅く勝てる」と公言していたとおり、最大の武器は「ラン」だが、
その武器にさらに磨きをかけ、確たる自信をもつに至った背景には、昨季から愛用しているシューズ「リーボック/FLOATRIDE(フロートライド)」シリーズの存在があった。
「フロートライド」は、リーボックのクッショニングテクノロジー「フロートライド フォーム」を搭載した、長距離用ランニングシューズ。
このフォーム材は宇宙靴開発のために生まれた素材で、ミッドソールを通常のEVA より約30%軽量化することに成功。さらに反発性とクッション性の両立を実現している。
戸原開人は、レースはもちろん、トレーニングでもフロートライド。主に最軽量モデルの「フロートライド ランファストプロ」(約100g ※27.0cm片足=以下同)、スピード系レースからフルマラソンまで幅広く対応可能な「フロートライド ファスト」(約180g)、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデル「フォーエバー フロートライド エナジー」(約250g)の3つのモデルを、トレーニングやレースで使い分けている。
「フロートライド ファスト」が、宮古島決戦シューズに選ばれた理由
3モデルそれぞれに良さがあるため、今回の宮古島大会では、どのモデルを実戦投入するか大いに悩んだというが、最終的には「フロートライド ファスト」を選択。
「非常に悩みましたが、やはり自身の感覚が一番頼りになります。ある日は『ファスト』で、今日は『ランファストプロ』で・・・と日ごとにシューズを変えてロングレースペース走を繰り返し、走行中のタイムや疲労感などを観察。最終的にスピード性能とクッションのバランスの良い『ファスト』を選択しました。
軽量で反発力があるので、ランニングを武器に戦う私には、タイムを伸ばしてくれる心強い存在です。
同時に長丁場のレースでも快適なクッション性能も兼ね備えているので、着地衝撃による疲労も抑えられ、安定したランパフォーマンスを発揮できると感じ、最終的に宮古島のレースシューズに選んだわけです」(戸原)
フロートライド ファスト
カラー:クラッシュドコバルト/ホワイト/ソーラーゴールド/ブラック
サイズ:25.0cm~31.0cm
重量:約180g(27.0cm片足)
価格:17,000円(税抜)
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スピードにこだわりたい練習やレースでは、「フロートライド ランファストプロ」
スピードトレーニングや、比較的走速度の速い51.5km~ミドルのレースなどで選択するのは、超軽量モデルの「フロートライド ランファストプロ」。
約100g(27cmモデル・片足の場合)という驚異の軽さと、意外なまでの衝撃吸収性能が話題を呼び、昨年、発売後わずか1週間で完売するなど注目を集めたフロートライド・シリーズのトップモデルだ。
「非常に軽量な『ランファストプロ』は、足運びのテンポやストライドに大きな変化をもたらします。今までのシューズでは届かなかったスピード域を体感することが可能となり、シビアにタイムを求める状況では最高の相棒です。
(51.5kmなど)主に短い距離のレースに使用していますが、ミドルのレースでも過去使用していて、良い感触で走れました。練習ではインターバルトレーニング等、スピードを求める際に使用しています。
超軽量で薄手の作りでありながらも、見た目よりも丈夫に出来ていて、壊れにくい点も気に入っています」(戸原)
フロートライド ランファストプロ
約100gという圧倒的な「軽さ」を実現しつつ、反発性とクッション性という相反するメリットを両立させたフロートライド・シリーズの象徴的なモデル。レースシーンから筋肉に刺激を入れるスピード練習で威力を発揮。アメリカのランニング誌『ランナーズワールド』でベストイノベーションプロダクト受賞している。カラー:ネオンライム/ホワイト / ネオンレッド/ブラック
サイズ:23.5cm~30.0cm、31.0cm
重量:約100g(27.0cm片足)
価格:25,000円(税抜)
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日々のジョグからロングのレースまで対応する「フロートライド エナジー」のクッション性能
主にトレーニングシーンで活躍するのが、「フォーエバー フロートライド エナジー」。フロートライド・シリーズのラインアップ中では、1万円を切る(税抜)最も買いやすい価格帯のエントリーモデルだが、ただの廉価版、ダウングレードモデルではない。
戸原にとっても、今回の宮古島大会での決戦シューズ選びを悩ませる、魅力的な選択肢のひとつだったという。
「トレーニングでは愛用していて、日々のジョグやペースランを一層快適に、楽しくさせてくれるシューズなのですが、実は、宮古島大会ではくシューズの選択に迷っているときに、このモデルが発売され、非常に私を困らせました。なぜならこのシューズもロングのレースでは十分アリな存在だったからです。選択肢が増えてシューズ選びがより難航しました。
他の2モデルよりも重量はありますが、非常にクッションが気持ち良く、接地を快適にしてくれます。
反発力もそのクッション性能を考えると十分なほどですが、最終的にはより一層のスピードを求め『ランファスト』のほうをレースで選択したという経緯がありました。
この『エナジー』は、そのくらいコストパフォーマンスに優れたモデルです」(戸原)
フォーエバー フロートライド エナジー
MEN’S
カラー:ブラック
サイズ:25.0cm~31.0cm
重量:約250g(27.0cm片足)
価格:9,900円(税抜)
WOMEN’S
カラー:クラッシュドコバルト/ホワイト/デニムグロー
サイズ:22.0cm~28.0cm
価格:9,900円(税抜)
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確実に勝てるランを武器に宮古島で「国内最強」の名をキープした戸原。日本ロング界のエースは、フロートライドという最速・最軽量のパートナーを得て、KONA(アイアンマン世界選手権)への道、世界に挑む。
Kaito Tohara
2015年、2016年、そして今年(2019年)と全日本トライアスロン宮古島で通算3勝を上げているプロトライアスリート。2017年には日本人男子として6年ぶりにKONA(アイアンマン世界選手権)プロカテゴリーへの出場を果たすなど、最も世界に近い日本ロング界のエース。
このシューズが欲しい!!
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買うしかないと思い始めました。
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