アイアンマン台湾女子優勝のまごちゃんもオススメ
2019年は9月に開催、今年は4月開催となるアイアンマン台湾。昨年のレースに出場したKONAチャレメンバーのうち、3人が見事KONAスロットをゲットしたことでも注目が集まるレース。日本からポンフー島まで約5時間、時差1時間、食事は美味しいし、日本人にフレンドリー。参加した日本人の評価がとても大会アイアンマン台湾について、KONAチャレメンバーにレビューしてもらった。最後は、アイアンマン台湾日本事務局を務め、レースでは初フルアイアンマンながら女子総合優勝した、まごちゃんこと、孫崎虹奈さん。
レース他、観光やグルメ、輸送などについて、リアルな声なので、今年参加予定の人はもちろん、来年以降エントリーを検討している人にもためになること間違いなし!
孫崎虹奈さん
タイム11:08:32((スイム58:16/バイク6:16:41/ラン3:45:37)
>>>More Profile
ブログ:https://kona-challenge.com/blog/
>>>関連記事
▶KONAスロット獲得の秘訣
【気候】
30度にはいかないくらいで気持ち良かった! ランは少し暑いかな? ただ、本当に風強くて、ライドに集中しないと飛ばされるので怖いです。ラン中も木が傾いていた。暑さよりも風が本当につらい!
【スイム】
<2019年スイムコース図>
透明度が高く、気持ち良い海でした。前日、水温が26.2℃のため、ウェットスーツ着用禁止になり、私の場合は、トライウエアではどうしても肩回りの動きが制御されて、3.8km泳げないと判断し練習用水着にて挑みました。
本来3周回だったのが2周回となり、三角形のコースへ変更になりました。ビーチランスタートで5人づつ5秒間隔でスタートし、1周ごとにビーチへ上がり走らないといけないのがきつかったです。思っているほど、波もなくコースロープも見えるので、ブイよりもロープを見ながら泳ぎました。
ちなみに今回ゴーグルは、クリアレンズにしました。スモークとふたつ持っていき、レースギリギリまで悩んだ末、まだ太陽が出ていなかったのでクリアにしました。壊れたときや天候等、トラブルはつきものなので、ゴーグルは絶対2種類以上必要です。ビーチも綺麗で、塩辛くない海なので泳ぎやすかったです。
>>>スロット獲得に至るまでの戦略や心理も分かる詳細はブログにて「アイアンマン台湾SWIM編」
【バイク】
<2019年バイクコース図>
フラットはなく、小刻みなアップダウンが続きます。路面はきれいですが、普通に車が走っています。風がなければ気持ち良いコースだと思いますが、時折吹く爆風が本当に怖い。2018年大会よりはマシなものの、風速35~40㎞/hはさすがにつらかったです。
2~3km地点のの大橋では、片道50kmくらいでるのに、帰りは20kmくらいしかでないくらい風の影響がありました。
>>>補給食の量やバイク機材、180㎞の心理も分かる詳細はブログにて「アイアンマン台湾BIKE編」
【ラン】
<2019年ランコース図>
バイクトランジションはバイクキャッチャーのボランティアの方がいたので、バイクを託せてすぐにランギアバッグをピックアップ。
ランコースは超トリッキーなコース。普通に走れば5kmくらいのコースを行ったり来たりして10kmを4周回。コース図では分かりにくいですが、コース上には赤いコーンがあり、路面にはガムテープで矢印があるし、常に選手が走っているので問題ありませんでした。
KONAを狙っている人は、前後の選手との差を応援者やサポーターに教えてもらえると良いと思います。同じところを行ったり来たりするので、サポーターの方も負担にならずに、前後差を伝えてもらえます。
常に出場している選手とすれ違い励みになります。エイドの方々もみんな優しくエイドごとに頑張れました。フラットなコースなので、走りやすいです。
>>>KONA獲得までのハイライトなど詳細はブログにて「アイアンマン台湾RUN編」
【大会会場の立地・アクセス】
台湾から島に渡るので、多少手間はかかります。バイクの輸送さえ、出発前にきちんと予約しておけば大丈夫です。日本を朝イチにでて、台湾まで4時間くらい。そこから国内線で澎湖まで1時間なので、半日の移動となります。
【バイク輸送】
日本から台湾までは、予約した航空会社に自転車がある趣旨を伝えれば大丈夫です。大体203cm以内ではないでしょうか。私はポーターPROを利用し、手荷物預けで無料で乗せることができました。
ただ、台湾から澎湖までが大変です。国内線の小さな飛行機で島に渡るので、1機につき5台前後しか自転車を乗せられません。なので、早めに国内線を予約して自転車を乗せると伝えておくことがマスト。または、多くの人が「シッピングサービス」を利用されます。
シッピングサービスは、台湾の空港でバイクのみ預けて、次の日かその次の日にトランジションエリアでバイクをピックアップすることになりますので便利です。
【アコモデーション(宿泊設備・サービス)】
会場周辺には、ホテルがたくさんありどこのホテルもリーズナブルな価格で泊まることができます。市街地も歩いていくことができるので、食事にも困りません!
【観光・グルメ】
ご飯は本当においしいです。私はアジア料理(香辛料や香りの強いもの)があまり得意ではないのですが、台湾は海鮮系が多く、味も日本と同じような感じ、おやつやパン、デザートもおいしく、朝市もおいしいものたくさんあって幸せでした!
【その他】
夜は少し肌寒かったので、長袖は必要です。コンセントも日本のものでOKですし、ファミマやセブンイレブン等、コンビニがあるので、なんでも購入できます。私はワセリンを忘れて、コンビニに入ったら日本のドラックストアで売っているワセリンを発見。金額は日本より安かったです(笑)。
その他詳細はブログで紹介していますので、ぜひ見てください!
▶表彰式~スロット授与式 https://kona-challenge.com/blog/archives/1238
▶アイアンマン台湾2日目 https://kona-challenge.com/blog/archives/1158
>>>KONAスロットをゲットしたメンバーによる【Race Review】魅惑のアイアンマン台湾
岡田健士朗さん編
東度久美さん編
◎「KONA Challenge supported by MAKES」オフィシャルHP
オフィシャルページでは、メンバーのトレーニング状況やピックアップコンテンツなどを随時更新しています。
【サポート施設】
AQUALAB
流水プールを使ってインストラクターによるフォームの分析、プルブイを使用して20分測定を行う。
※メンバーの孫崎が実際に測定している様子はこちらから。
SPORTS SCIENCE LAB
心肺能力(VO2MAX)、AT値、AT値でのフルマラソン適正ペース、ランニングフォーム評価、AT値での20分走タイムを測定。
R-body Project
ファンクショナル・ムーブメント・スクリーン(FMS)で体のコンディションを骨格のゆがみや関節の可動域などのポイントからチェックし、評価。
Endurelife
AT値で20分間バイクをこいだときの平均パワー/心拍数(PWR/HRT—AT値)、FTP(機能的作業閾値パワー/PWR/HRT—AT値20分の95%)、フォーム、ペダリングについてのチェック&アドバイス。