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「カギはレースの振り返りとオフの過ごし方にあり」第4回KONAチャレフィードバックMTGルポ①

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ルミナ編集部

text by:

©Kenta Onoguchi

MAKES KONA Challenge
3カ年でコナへ――チャレンジ企画の最高峰。
File.11 第4回フィードバックミーティング①

2018年シーズンのラストレースとシーズンオフ

3月3日、KONAチャレメンバーの第4回フィードバックMTGが開催された。各メンバーが前回のフィードバック(2018年11月)以後に出場したレースやシーズンオフの取り組みについて報告を行い、プロジェクトリーダーの竹谷賢二さん(TK)が、それぞれの課題とその解決法についてアドバイスを行った。

今回からこのMTGは一般公開され、事前に応募したアスリート20人が聴講。また、MGTの模様はFacebookでライブ中継された。

ここではTKのオープニングトークと、何人かのメンバーの報告、定点測定、ロードマップの検討から見えてきた課題・解決への取り組み方を紹介する。

【TKのオープニングトーク】

オフに課題をどれだけ克服できたかが
今シーズンを大きく左右する

今回のフィードバックMTGから一般公開されるということですので、初めての方にKONAチャレの取り組みを簡単に説明します。

このKONAチャレは、それぞれが目標とするレースを選び、目標タイムを設定し、自分でトレーニングを考え実行しながらKONA出場を目指していくプロジェクトです。

この各自の取り組みをサポートするために3~4カ月に一度、スイム・バイク・ラン・フィジカルコンディションの状態を測定して専門の施設・コーチの評価・アドバイスをいただき、このフィードバックMTGでトレーニングやレースの結果と合わせて分析しています。

今回は、一般公開に加え、FacebookLiveも行った。いつもはレビュラーメンバートフレンドメンバーのみだが、一般聴講者も20人ほど集まった

3月に入り、アスリートの皆さんもそろそろシーズンインを意識している頃だと思います。オフには昨シーズンの反省を踏まえて、今シーズンの目標をクリアするために、課題克服に取り組んできたでしょう。

私の今年の目標は第一にKONAでベストを更新することですが、10位以内に入って表彰台に乗るというもう少し上の目標も視野に入れています。トータルで15分タイムを短縮する必要があるので、目標の達成は簡単ではありません。

KONAの表彰台を目指して
オフに取り組んだ3種目の課題克服

そのためにオフの間色々な課題克服の取り組みを行いました。スイムでは動画で動きをチェックし、自分の主観・感覚と実際の動きを一致させながら、フォームの改善を行いました。バイクはパワーを上げるよりも維持することに重点を置き、ペダリングでの観戦の活かし方を工夫しながら練習しました。

2018年12月のKONAチャレ合宿で、ランのドリル・動きづくりトレーニングをするTK ©Kenta Onoguchi

ランはシューズをいろいろ試しながら、レースの疲れている状態で走ることを意識して練習しました。アイアンマンのランはかなり疲労した状態で走りますから、フォームが崩れないように走ることも大切ですが、同時にフォームが崩れたときにどうペースを落とさず走るかも重要です。

シーズンオフにこうした課題克服にどれだけ取り組んだかが、目標達成できるかどうかを大きく左右するので、今日はこういう点も含めてフィードバックを行いたいと思います。

東度久美さん
メインレースの後に故障
休養不足のままトレーニング再開したのを反省

東度さんは昨年11月のフィードバックに続いての登場なので、レースの振り返りは前回参照。今回はオフの過ごし方の反省と、それを踏まえた今年の出場レースについて取り上げる。
※東度さんのインタビューはコチラ「KONAチャレ公式サイトより」

【自己評価】
2018年6月五島長崎トライアスロンAタイプ
目標タイム13時間に対して結果は12時間30分
9月佐渡トライアスロンAタイプ
12時間30分を目標にして結果は12時間16分オフの反省はこの成績がうれしくて気分が高揚し十分休まないままトレーニングを再開してしまったこと。
レース後は「完全休養よりアクティブリカバリー」と考え、1週目はスイムのみだったが、体調が良かったので2週目からはランも再開。それで疲れを感じたのに高尾へトレイルランに行ったりした。その結果疲労がたまり、10月に入ってまともにトレーニングできなくなった。2018年シーズンはこれまでになくトレーニングを充実させることができたし、サプリメントの助けもあり、回復力がついていると過信していた。佐渡トライアスロンの後、3週間は完全休養が必要だったと思う。

【2018年9月の練習量】

<東度さん ロードマップ>

Kumi’s Road map to KONA

2019年は3月にマラソンで3時間35分、5月にITU世界選手権で7時間50分、10月にアイアンマン台湾で11時間10分をクリアする。9月にミドルディスタンスの伊良湖トライアスロンを予定していたが、疲労回復のために休養が大切だと学んだので、これはカットしようかと考えている。

【自己分析】
目標クリアのための課題・取り組み<パフォーマンスチェックシート>

10月に疲労が出て休養を余儀なくされたが、その後は疲労も回復し、良いトレーニングができている。2月の測定ではVO2MAXが少し下がったが、ランのAT値ペースなどは数値も感覚も悪くない。R-bodyの指導でフィジカルの弱いところを改善できている。スイムはフォームがよくなり、800mのタイムも10月の15:08から14:45に伸びている。

バイクはFTPが183Wと136〜164Wだった昨シーズンより大きく向上。パワーウエイトレシオも3.6で、昨シーズンの2.83〜3.22から向上している。オフのパフォーマンス維持・向上はできていると考え、これからレースペースでの持久力向上のために、バイクの実走トレーニング、バイク・ランのブリック、スイムは夏に海のOWSで実戦的な力をつけていきたい。

【TKのアドバイス】

休養の取り方は
自分がどんな状態かを考えて

TK■レース後のトレーニング再開が早過ぎたのは、次のレースまで期間が空いていたわけですし、オフの間にちゃんと回復したわけですから、それほどたいした失敗ではないと思います。今年のスケジュールから伊良湖トライアスロンをカットするなど、教訓を生かしているところも良いと思います。

休養・リカバリーというのは、やらなさ過ぎてパフォーマンスが落ちるという、逆の失敗もありますから、自分がどういう状態にあるのか考えて判断する必要があります。疲労が深刻でなければ、軽めのトレーニングをしたほうがいい場合もあります。

東度■6月の五島の後は1週間だけ休んで、7、8月にしっかりトレーニングできて、9月の佐渡の結果が良かったんです。それでつい佐渡の後もそのくらいの休養でいけると思ってしまった。

TK■シーズン中は気分が高揚していて、その3カ月はうまく乗り越えたけど、疲労は蓄積していたんでしょうね。佐渡でその疲労が限界まで達し、レース後に出た。そういうときは「ベストなレースができたんだから、オフはまずしっかり休んで疲労を抜こう」と考えていいと思います。

続き》》》第4回フィードバック②「課題を発見しただけで<やった気>になっていないか」須田 光さん編はこちら

③「ペース設定には必ず根拠が必要」牧野 星さん
④「タイムの伸び悩みの原因はひとつとは限らない」中野未奈子さん

>>>KONAチャレ過去掲載記事を読む

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◎「KONA Challenge supported by MAKES」オフィシャルHP

オフィシャルページでは、メンバーのトレーニング状況やピックアップコンテンツなどを随時更新しています。

◎MAKES

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