PEARL iZUMi
MESH TRISUITS
メッシュトライスーツ、にっぽんの夏に涼しくデビュー。
今季からパールイズミのカスタムオーダーウエア トライスーツに新たに加わった「メッシュタイプ」という選択肢。
メッシュトライスーツは、暑ーい、トライアスロンの夏を制する強い味方となるか?
いち早い夏の中を走ったストロングマン(全日本トライアスロン宮古島大会=2023年4月16日開催)で早速、実戦投入しているオリンピアン細田雄一に、その答えを訊いた。
オーダーウエア トライスーツ
価格:26,400円(税込)
〈メッシュトライスーツ/エアトライスーツとも同価格〉
酷暑にも負けない、涼しさを求めるトライアスリートのニーズに応えて開発・製品化されたメッシュ素材メインのタイプ(メッシュトライスーツ)と、エアロ性能に優れた定番「エアトライスーツ」2タイプが選べるパールイズミのオーダーウエア トライスーツ。老舗ウエアメーカーならではの高機能素材はもちろん、デザイン再現性の高さ、発色の良さも好評で、国内の多くのトライアスロンチーム・コミュニティーが採用している。
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Yuichi Hosoda
2010年アジア競技大会金メダル、2011年日本選手権優勝、2012年ロンドン五輪出場など、51.5kmを主戦場に活躍してきたベテラントライアスリート。現在は所属する博慈会のプレーイングコーチとして山本康貴、安西琴美ら後進の指導にあたりつつ、自らはミドル~ロングのレースに参戦。初出場となった宮古島大会では、スイム~バイク中盤までトップを独走、バイクでトラブルに遭いつつも完走を果たしている。1984年、徳島県生まれ。
カラダを動かしてなければ
真夏でも「かぶり水」で少し肌寒いレベル
パールイズミのメッシュトライスーツが、ひと足早い夏日のレースデイを迎えた宮古島で、実戦デビューを果たした。今回が初ロングだったオリンピアン細田雄一は、その涼しさを、早速体感したひとり。
「レース中、かぶった水が乾く、つまり気化するスピードが早いので、気化熱でしっかり冷却してくれる。(既存の)エアトライスーツでも、しっかり気化はしてくれますが、このメッシュタイプはより早く(水分が)気化して、すぐにサラッとドライになるイメージ。運動をしてなければ、真夏でも水をかぶったら少し肌寒く感じるレベルじゃないかと思います」
暑い日のレースも
サラッとドライ、快適に。
ただ涼しいだけでなく、その「サラッと快適」という部分も、メッシュトライスーツを選ぶ大きなメリットだと語る細田選手。
「トライスーツは、スイムアップ後も水をかぶったりするので、常にしっとりしている感じだと思うのですが、このメッシュトライスーツは、いつもサラッとドライな感じ。この感覚は、今までのトライスーツとは別物。
暑い中でも涼しくて、サラッと快適な着心地のウエアで走れる――これは夏場の暑さが半端じゃない、日本のトライアスロンレースシーンでは、最も求められている機能ですから、多くの人に支持されると思います」
春先の気温25℃超でも
「暑い」と感じる場面ナシ
トラブル含みで想定より2時間以上長く(8時間超)炎天下で走ることになった細田選手。カラダが暑さ慣れしていない4月に気温25℃超、強い日差しが照り付ける中でのレースは、熱中症に陥ってもおかしくないシチュエーションだったと振り返るが、メッシュトライスーツのおかげで暑さバテどころか、「暑いと感じる場面さえなかった」と語る。
メッシュとエアロ
使い分けられれば理想的
「空気抵抗が少なく、風を切っている感覚がすごくあるエアトライスーツはタイムを狙いたいときのために。メッシュトライスーツは暑さ対策に万全を期したいときのために。当日の天候などに応じて最終的にどちらでいくか選ぶ――。これが理想的なレースウエア戦術になってくるでしょうね」
「ランニングシューズ(クッション性の高低)やバイク(TT or ロード)、ゴーグル(スモークor クリア)みたいな感覚で、今後はトライスーツも『2着持ち』がスタンダードになると思います」
「2着持ち」というと、ちょっとぜい沢に感じてしまう向きもあるかもしれないが、実はそうでもない、とも。
「2着をレースに応じて着まわすほうが当然長持ちするので、実質、コストパフォーマンスは悪くないはずです」
より具体的&個人的な
メッシュorエアの着分け方
人それぞれレースに求めるものや、スピード域の違いもあるので、メッシュとエアトライスーツの着分け方も人それぞれ。
「自分の暑さへの対応力や、両タイプのウエアの着心地の好みとかも含め、あらかじめ練習などでも着て、特性を理解した上で、使い分け方を考えられれば理想的」。そう前置きしつつ、細田選手個人として考える「着分け戦術」も教えてくれた。
「エアトライスーツは、やはり空気抵抗が少なく、風を切っている感覚はすごくあるんですよね。涼しさという意味では、メッシュタイプにはかなうべくもないですが、生地に伸縮性がしっかりあるので、着てて心地良い。
素材としては時速40㎞から大きなエアロ効果の出るスピードセンサーⅡを肩のところなどに使っていると聞いていますが、実際、例えば平均時速20㎞台で走っていても、エアトライスーツ自体のそうしたメリットは享受できると思います。
ですので、私自身がそうであるように、1㎞あたり1秒でも2秒でも速く――と記録を狙う人は、基本的にエアトライスーツで、それよりも涼しさを最優先したい暑い大会や長めの距離の大会、確実に完走したいときはメッシュトライスーツという使い分けがいいと思います」
ブラッシュアップされ続ける
エアトライスーツでオリジナルを
エアトライスーツで自分だけのオリジナルウエアを作り、宮古島に臨んだ孫崎虹奈さん。
2018年から3年でアイアンマン世界選を目指す「コナチャレ」1期に参加した際、チームウエアとして着たエアトライスーツの機能性の高さを体感。その後、さらにブラッシュアップされている着心地の良さも感じている。
「最初、ファスナーの当たりが少し気になったのですが(フィードバック後)改善されていて、着心地の良さはさらに進化しています」(孫崎)
パールイズミ オーダーサービス
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