Lumina2017年4月号で取り上げた台湾のトライアスロン・ショップ。WEBでは誌面に収まりきらなかった写真を順次公開。まずは「277自転車高雄店」から。
【台湾トライアスロン・ショップ巡り①】
ショップとジムをひとつの建物に/277自転車高雄店
店名にある「277」の由来は、アイアンマンの226㎞と51.5㎞を足したもの。オーナーの陳信仲さんは、2010年に台南で自転車ショップを始めて、2016年4月に「277自転車高雄店」をオープンした。いちばんの特徴はショップ機能とトレーニングジムを両立している点だ。ワンフロア約264㎡の3階立て。1階はスペシャライズドやガーミンををメインにしたショップ、2階はインドアトレーナーや体組成計などが並び、3階はヨガ、ウエイトトレーング、エクササイズができるスペースのほか、リカバリールームも設けた。1階にはコーヒーショップもあり、一緒に来た家族が飽きないよう配慮している。
トレーニング施設を単に用意するだけではなく、コーチも2人常駐し、トライアスリートを指導する。取材時も近隣大学のトライアスロンチームが練習中だったが、必ずしもショップで商品を購入する必要はない。トライアスリートは購買層の約3割だが、ジム目的のランナーやロードレーサーがトライアスロンを始めるなど、新たな顧客の開拓につながっている。
住所:高雄市左營區明誠二路265號
https://www.facebook.com/277bikeks/