マリオ・モーラが愛する、完全ワイヤレスイヤホンJVC「HA-ET900BT」

たとえ走りたくない朝でも、音楽が僕をモチベートしてくれる。

５月12日に開催されたワールドトライアスロンシリーズ（WTS）横浜では、自身の武器であるランで独走。ライバルを寄せ付けない走りで見事同大会での３連覇を飾り、WTSシリーズリーダーとしても独走するマリオ・モーラ。世界チャンピオンに輝いた2017年に続き、今季も好調な滑り出しを見せている。

WTS横浜では世界トップの走りを披露し、２位に１分近い差をつけて圧勝

年々高速化が進むトライアスロン界においても、ピカイチの走力を誇る「世界最速トライアスリート」。今回、世界最速であり続けることへのプレッシャーに打ち勝つコツと、常に高いモチベーションを保ち続ける秘訣について教えてれた。

――プレッシャーをどう処理してるんですか？

「プレッシャーというのは自らの頭の中で生まれて、勝手に自分に課してしまうものだと思ってる。僕はポジティブに考えるようにしてるんだ。人は僕ができると思うから期待してくれてるんだと。その期待を、不安ではなくエネルギーに替えて戦おうとね」

――モチベーションを保つ秘訣は？

「やる気が出なかったり、疲れているときは、自分がいかに恵まれているかを考えることにしてる。好きなことを仕事にできて、世界中を旅できる幸運。みんな僕のようになりたいと思っているはずだと。そうやって前に進むんだ」

そんな彼のトレーニングの良きパートナーとなっているのがJVCのワイヤレスイヤホン。主にランのトレーニング中に愛用しているという。

「耳へのフィット感もサウンドも、そしてデザインも良いのですごく気に入ってる。フィット感は特に大事だよね。動いたり外れたりしないので、その分ランそのものにフォーカスできるし、音楽も楽しめるから」

│ マリオ・モーラ │
ITU（国際トライアスロン連合）サーキットのトップランカーとして君臨する、トライアスリート版スペイン無敵艦隊のエース。オリンピックディスタンス（スイム1500ⅿ／バイク40㎞／ラン10㎞）のランで前人未踏の28分台を叩き出すなど、「世界最速」の名をほしいままにしている。2017年の世界トライアスロンシリーズ王者（今季もWTS横浜終了時点でポイントランキング1位）。WTS横浜とは相性が良く2016年～2018年で３連覇を果たした。1990年2月23日、スペイン・マヨルカ島生まれ。

さらに気に入っているポイントを聞くと、その携帯性の良さを挙げた。

「世界を転戦する僕たちトライアスリートはとにかく旅が多い。そんな中で、持ち物はできるだけコンパクトで軽量なほうがいい。『HA-ET900BT』は以前のモデルよりグッとコンパクトになってすごく助かってる」

携行にも便利な「軽量充電ケース」

現在愛用しているのはイエロー。理由は「バッグの中で見つけやすいから」だそう。取材中、日本限定色のレッドとブルーを見て「レッドもいいなあ。日本のユーザーは色の選択肢が多くてうらやましいね」とひとこと。

使うシーンはトレーニング中が多い。

「朝ランでは特によく使ってる。起きてすぐトレーニングモードになれるし、ランニングが楽しくなるよね。たまに今日はやりたくないな〜っていうときもあるけど、アップテンポの音楽を聴きながらシューズをはいて外に出れば走り出すことができる。好きな音楽？こだわりはそんなにないけど、ポップやロック、ダンスミュージックをまんべんなく聴く感じかな。リズムのある音楽が好きだね。僕は当日レース会場で音楽を聴くことはしないけど、部屋を出る前とか、レース後にリラックスするために音楽を聴くことはあるよ」

愛用する最新型GPSウォッチに音楽を入れて使っている。

「シーンやトレーニング内容に応じていくつかプレイリストを作っておいて、シチュエーション別に使い分けてる。GPSウォッチに音楽を入れられるようになってから、格段に自由度が高まったよね。以前はスマートフォンから飛ばしてたから、トレッドミルのときぐらいしか聴けなかったけど、今はどこでも聴けて便利。疲労がたまってやる気が出ないときはもちろんある。そんなとき、モチベーションをブーストしてくれるのが音楽。苦しいトレーニングも短く感じさせてくれるしね」