ハワイ以外での開催は初、アイアンマン世界戦
2年連続で延期、開催地の変更を検討していたアイアンマン世界選手権は2022年5月7日、アメリカのセントジョージで開催されることが決定した。
ハワイ以外の地域での開催は1978年の第1回大会以来、初めて。
そのうえで、10月にはKONAで2日間にわたりプロのレースを行うことを発表。2日間で開催されるのも40年の歴史の中で初。10月6日(木)に50人の女子プロ選手が、10月8日(土)に50人の男子プロ選手がレースを行う。
エイジグループのレースの詳細については、今後数週間のうちに発表予定。
また、セントジョージでは、2021年に続き、2022年10月28日~29日に開催される2022年IRONMAN 70.3世界選手権の開催も決定している。
アイアンマングループの社長兼CEOであるアンドリュー・メシックは、
「過去10年以上にわたり、セントジョージ地域の友人たちと強固で信頼できる関係を築いてきたことを幸運に思います。私たちは、この特別な場所が「Land of Endurance」と呼ばれる理由を目の当たりにし、5月に素晴らしいチャンピオンシップが開催されることを確信しています」と述べている。
またKONAでの2日間開催については、「このレースは、ユニークで歴史的なものになると期待しています。カイルア・コナでの2日間のレースは、世界選手権に出場したいというアスリートからの圧倒的な要望に応えるものであり、延期されていたアスリートを受け入れ、女子と男子のプロレースに集中することができます」と話した。
ユタ州スポーツ委員会会長兼CEOのジェフ・ロビンスは、「ユタ州が “State of Sport “として知られる理由を世界に示す、ユタ州スポーツ委員会のスポーツおよびオリンピックレガシーへの取り組みの新たな一例です。パートナーとともに、世界の人々をユタ州にお迎えできることを楽しみにしています」
アイアンマングループの世界選手権イベント担当上級副社長であるダイアナ・ベルッチは、
「ここ数年は厳しい状況が続いていましたが、私たちは “オハナ “のために特別な体験を提供するという目標に忠実であり続けました。セントジョージとカイルア・コナのホストコミュニティ、そして地元や州の関係者の皆様には、私たちを信頼してくださっていることに感謝しています。私たちのチームは、2022年5月と10月に開催されるIRONMAN世界選手権の歴史に新たな1ページを加えるために、素晴らしいレースウィークを開催することを約束します」とコメントしている。
★2021年と2022年のIRONMAN世界選手権トライアスロンに登録している選手、および2022年のアイアンマンセントジョージに登録中の選手には、追加情報を直接連絡がある予定。の詳細についてはコチラ>>www.ironman.com/im-world-championship
※コース紹介・写真は2021年アイアンマン70.3世界選手権のもの。来年5月のレースの参考まで。