太田麻衣子のウキウキトライアスロンライフ#01
夢で終わらせない KONA表彰台を目指して
皆さんこんにちは! トライアスロンコーチの太田麻衣子です。この度トライアスロン・ルミナさんのWEBマガジンで連載コラムを執筆することになりました。
私は、2015年から「ラプレム」というスクール&クラブを主宰しています。メンバーは、トライアスリートをはじめ、OWSスイマー、スイムランナー、ランナーなど、さまざまな種目の方がいらっしゃいます。
元々エリート選手として競技に打ち込んでいましたが一線を退いた後、コーチングの道に進みました。コーチを始めたばかりのときは、コーチングのみで次第にぷくぷく太り……。「このままじゃいけない!」と一念発起、皆さんのチャレンジに感化されて、2018年からKONA(アイアンマン世界選手権)を目指し始めました。
51.5㎞が専門だったので、初めはロングのトレーニングに対応することから始まりました。3度目のチャレンジの2019年アイアンマン・マレーシアでスロットを獲得し、2022年10月開催のKONAに出場します。
このコラムではKONA出場に至るまでの過程やトレーニング、食事、ケアなど、さまざまなHow toをお届けする予定です。何かお役に立てればうれしいです。
コロナ禍での過ごし方
2019年にスロットを獲得したときは思いもしませんでしたが、2020年から世界がガラッと変わりました。全世界の人々が同じ経験をすることになる、コロナ感染症の拡大です。レースの開催もなくなり、2019年にスロットを獲得したものの大会は2年間延期されました。
さて、そこでどう過ごすか。この期間の過ごし方が、本番での走り方を左右すると感じました。そこで、私の場合は、2021年の日本選手権(51.5㎞)へのチャレンジを決意。スピードの底上げを行いました。その結果、10年振りの出場で、13位で完走。
しっかりスピード強化をしたおかげでマラソンタイムも上がり、ロングへの手ごたえを感じました。
カテゴリー5位以内が最低条件
KONAでの目標は表彰台(35-39歳)に上がることです。年代別で5位までに入ることが条件で、それには、総合タイム10時間前後がラインとなります。
現状を知るために6月のアイアンマン・ケアンズにエントリーしたので、どれくらいで走れるか今から楽しみです! その様子や練習内容などもご紹介できればと思っています。
直近のレースは「しろさとTT200」の200㎞の部に出場します。
前回大会(2021年11月開催)は150kmからペースダウンして苦しんだので、心拍とパワーをしっかりコントロールしていきます。アイアンマンのシミュレーションにもなる、ブリックランイベントがあるので、少し走りたいなと思っています。前回は乗り切ったらしばらく動けなかったので、今回はバイク後のランも意識してみようと思っています。
【2021年11月にしろさとTT200に出場したときのデータ】
200㎞ノンストップで走ることができるので、トライアスロンのレースに出場予定の方は、ライド中の補給のテストや、少しでもランニングできると良い練習になりますよ! 次回大会があれば参加をオススメします。
しろさとTTではカッコ良い写真を撮っていただけるので、カメラマンさんを見かけたらカッコつけて乗ってくださいね(笑)。トライアスリートは見た目の格好良さも大事!
さぁ、あと1カ月で石垣島トライアスロンからシーズンが始まります! レースを笑顔で楽しめるように、楽しくトレーニングしていきましょう。
ウキウキニコニコ楽しいトライアスロンライフを♬
>>次回は「宮古島合宿の様子」をお伝えします。
太田麻衣子/おおたまいこ
ラプレム代表 https://linktr.ee/lapulem_maiko
大学からトライアスロンを始めて日本選手権8位、U23世界選手権代表など。今はコーチングをしながら一緒にレースを楽しむスタイルでトライアスロンを満喫中!【2022年レース予定】
3月20日(日)しろさとTT200 200kmの部
5月15日(日)ワールドトライアスロンシリーズ・パラシリーズ横浜
6月12日(日)アイアンマン・ケアンズ
7月2日(土)LAKE BIWA triathlon in MORIYAMA
9月4日(日)佐渡国際トライアスロン 日本選手権
★10月6日~8日KONA(アイアンマン世界選手権2022)