COLUMN

日常をアイアンマン色に染めてみる。

投稿日:2018年1月10日 更新日:


野中 秋世

text by:

©Kenta Onoguchi

連載「アイアンマンいどみました。」

「下から目線」でお届けする、アイアンマン初挑戦・完走への道⑫

>>>前回のコラムはこちらから


日常をアイアンマン色に染めてみる。

2018年ですね! このコラムも連載開始からもうすぐ1年。お陰様で、WEBマガジン記事内で常にアクセス上位とのこと、本当にありがたく思っています。

それで、肝心の読んでくださっている方にアイアンマンになっていただく件なのですが、いかがですか? 「アイアンマンになる」。これほどまでに「言うは易く行うは難し」なこともないですよね。

じゃあ何が難しく感じさせるんでしょう。理由のひとつとして「どうやって長いトレーニング時間を捻出するのか?」が挙げられると思います。

モチベーションはあってもスケジュールがついてこない。みんな、やりたいのはやまやま。でも、いくらセルフマネジメントしても、足りないものは足りない。言いたかないけど、忙しい。トライアスリートは、忙しいのに3つもスポーツをやっている「良い意味で」よくばりな人種。今よりさらに濃い人生を過ごしたいがゆえのアイアンマンなんですよね。

とは言え時間がない。合わないつじつまの狭間にさいなまれる経験をしているトライアスリートは多いと思います。

そんな中、わたくしが、解決法をなんとかひねり出してみました。

それは、「トレーニング以外の時間でなんとかする」。日常をアイアンマンっぽく過ごしてみるんです。そうすれば自ずとアイアンマンへの道が開けるのでは? それがすなわち、今回のタイトル「日常をアイアンマン色に染めてみる」ということです。

©Kenta Onoguchi

今回からしばらく、いかにして日常をアイアンマン色に染めてくれようかという話をしますが、このコラムはあくまで「下から目線」、地味で些細な提案が続くことをご容赦ください。でも、それを習慣とするかしないかで、結果が大きく変わってくると思うんです。「1にいくら1をかけても、いつまでも1だけど、1.1をかけ続ければ、10回で2.5倍、20回で6.7倍になる」この話が、わたくしはとても好きなのですが、これを日常でやっていくしかありません。

逆を言いますと、そしてこれはとても重要なポイントなのですが、アイアンマンをやっている人で、日常がアイアンマン色に染まっていない人を、わたくし見たことがありません! ニワトリとタマゴどちらが先みたいな話ですが、少なくとも日常をアイアンマン色に染めておいて損はないと、ここ数年で確信しました。

アイアンマンを漢字二文字で表すと?

早速、ひとつ目は「日常的に負荷をかける」です。・・・突然なのですが、アイアンマンを漢字二文字で表すと何でしょうね。もちろん「鉄人」なわけですが、あとはどうでしょう。「人生」とか「哲学」とかを挙げたくなりますよね。

まだ色々出てくると思いますけど、いずれにしても重めの言葉が多そう。そんなカッコいいものではなく、もっと味気ない言い方をしちゃうと、どうでしょう。わたくしが思うに、アイアンマンとは、

「移動」

だと思うんです。

「アイアンマンは移動である」

それを切り口に、次回から日常をアイアンマン色の染める具体例をお話させていただきます!

>>次回コラム「アイアンマンは『移動』である」はコチラから。

■著者プロフィール
野中秋世(のなか・あきよ)
『トライアスロンはじめました。』『トライアスロンはまりました。』著者(共に誠文堂新光社)。トライアスロンをいかにして楽しむかを追求するエイジグルーパー。立教大卒。(有)ノナカ代表。三児の父。2011年51.5初完走。2016年IRONMAN初完走。2冊の本の続編的位置づけのコラム『アイアンマン挑みました。』をLuminaWEBマガジンにて連載中。

 

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