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【8/25開催】きさトラの魅力は「真夏」「滑走路」「やさしさ」2018年レースレポで振り返る

投稿日:2019年6月20日 更新日:


ルミナ編集部

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きさトラ名物「ゴジラ・ドライブ」こと幅約50mの滑走路を走る選手たち。……あ、そんな異名ついてなかったかもしれないが、とにかく地平線に向かって走るような爽快感MAXのバイクコース

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今年で5回目の開催となる木更津トライアスロン、通称”きさトラ”。真夏のレースとして定番化し、リピーターの方も多い。もちろん、ビギナーやレースデビューを予定している人も参加しやすいレースだ。Lumina#71(2018年11月号)に掲載したリポートをWEB版に編集。異例の酷暑となった昨年のレースをリポートとともに振り返ってみよう。

大会前に吹き荒れた風のおかげもあってか、いつもよりクリアだったスイムコース。フラットな海の向こうに「赤い橋の伝説」で有名な中の島大橋を望みつつ泳ぐ

2018 KISARAZU TRIATHLON
きさらづには熱い地平線があると、真夏のトライアスリートは笑った。

日本列島をジジジと炙った2018年の猛暑。ゆく夏を象徴するかのような、暑~い8月最後の日曜日に1803人が泳いで走った、4年目の「きさトラ」

写真=小野口健太
Text by Lumina
Photographs by Kenta Onoguchi

木更津トライアスロン
2018年8月26日(日)
開催地:千葉県木更津市・陸上自衛隊木更津駐屯地
オリンピックディスタンス・リレー
SWIM 1500m/BIKE 26km/RUN 5km
スプリントディスタンス
SWIM 750m/BIKE 13km/RUN 2.5km
※熱中症対策のためバイク・ランの走行距離を短縮。
気温/30.4℃
水温/28℃(6:50時点)
参加者(完走者)/オリンピック1362人(1306人)、スプリント276人(267人)、リレー55組(51組)

これでもかとばかりに晴れて、青く澄み渡る空。きさトラはバイクコースだけじゃなくランコースだって空が広~い

2018年のスーパー・トライアスロン日和

昨年(2017年)、ついに日本でいちばん大きい51・5㎞&スプリントのレースとなった「きさトラ」こと木更津トライアスロン。今年はその前回をさらに超える1803人のトライアスリートが大会当日、木更津に集まった。前日まで吹き荒れた風もやみ、空はくっきりと青く、大会史上最高の「トライアスロン日和」に恵まれた朝――と、ここまでは誰もがそう思ったのだが、今年のお天道さまは、ちとやり過ぎた。

リレーの部でワールドクラスの海泳ぎを披露してくれたのは、リオ五輪のOWS競技8位入賞の戦績を誇る平井康翔選手

スイムアップからトランジションエリアまでの道は、仲間やほかの選手からの応援を受けてパワーをもらえる花道

日の出を迎えたころには、早くも気温は30℃を超え、日中には35℃を上回ろうかという勢いの厳暑。「こりゃあ、晴れ過ぎたねー」と会場入りする参加者たちも笑うしかない「超」のつくトライアスロン日和に。選手の安全を考え、やむなくバイク・ランの距離を短縮して開催されることに。

暑いレースはマイペースで気楽に行こうぜ、楽しくね――という感じが言葉に出さなくても表せるハングルース⁉

せっかくのレースが、天気も良いのに(!)距離短縮なんて、さぞみんなガッカリするだろう……と、複雑な想いで選手を迎える大会スタッフ。しかーし、そこはアウトドアスポーツたるトライアスロンを楽しむトライアスリートたち。もちろんガッカリする人も多かったけれど、「今日はこれ以上ないくらいのトライアスロン日和になったね」「雨風で中止よりいいか~」「よーし、アイアンマン台湾に向けた暑さ対策!」と、ポジティブに切り替えていく人たちも。まさに、これ以上ないというくらい特盛りの夏を、泳いで、走って、大いに楽しんでくれた。

レースの幕開け、スターターを務めた来賓・大会役員の皆さん。中央の渡辺芳邦市長は今年もレースを完走!

次回は早くも5周年記念。8月最後の日曜日を飾るビッグレースとして、より多くのトライアスリートに愛される大会を目指していきますから、木更津のお天道さま、来年はどーか、もうひと目盛りだけ夏のボリュームを下げていただけるようお願いします。

Gallery of 2018 KISATRA
真夏のフィニッシャーたち。

ブラック&グレーのシックなデザインとなった2018年版をはじめ、木更津トライアスロン公式トライウエアを着た選手による記念撮影。さて来年はどんなデザインの公式ウエアが登場するか、乞うご期待!

スポーツのあるアクティブライフにうってつけのSUBARU「XV」が、大会救護車としてメイン会場に控える

きさトラでの51.5kmデビューや、根本から基礎を学んで、きさトラで実践したい人のための「木更津トライアスロンチャレンジ」。2018年度の卒業生たちと宮杉理沙コーチ(写真右端)の晴れやかなフィニッシュ後

「距離を短縮して正解でしたねー。バイクは空冷できるけど、ランは暑い!」と、竹谷賢二さんもこの表情

もちろん、親子でも仲間同士でも、一緒にフィニッシュできます

ランコースにはKONAチャレンジ(P26)メインスポンサーでもある「メイクス」社員によるスペシャルエイドが登場

最新アイテムから地元特産品まで多彩なブースが並ぶメイン会場。でも、今年の人気No1は、やっぱり、かき氷?

KONAチャレ(P26)をサポートする提携施設の講師陣もリレーの部に出場(左からラン三田裕介さん、スイム和田泰仁さん、バイク松田航介さん)

オリンピックディスタンス部門を制した2018年のきさトラ総合王者は駒野悠太さん。カラフルな迷彩のチャンピオンジャージがよく似合う

◎木更津トライアスロン
開催日:8月25日(日)
開催地:千葉県木更津市
種目:オリンピックディスタンス、スプリントディスタンス、リレー

エントリー受付中!
https://kisarazu-tri.com/index.html#entry

木更津トライアスロンの詳細は公式HPへ
https://kisarazu-tri.com/index.html

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