2023年全日本トライアスロン宮古島。応援の声に囲まれて、マイマイコーチのスイム～バイクへのトランジット ©KentaOnoguchi
太田麻衣子のウキウキトライアスロンライフ#017
前回＞＞#016 【4年ぶり開催の宮古島でトライアスロンシーズンイン】
宮古島で準優勝＆至福時間
皆さんこんにちは！ トライアスロンコーチのラプレム太田麻衣子です。
シーズンも本格化し、5月からは多くのレースが開催されるので、トライアスロンシーズンを思いっきり安全に笑顔で楽しんでいきましょう。
先日は、WTCS横浜が開催されて盛り上がりましたね！ また次に横浜の話をしたいと思います。
全日本宮古島トライアスロン2023年 ラプレムメンバー。フィニッシュエリアで
もう1カ月以上前になりますが、4月に開催された宮古島大会では、女子総合で準優勝することができました。現地で直接、またSNSでは、たくさんの応援をいただきありがとうございました！
レースではたくさんのスタッフ、ボランティアの皆さんの応援に支えていただき、出場選手と声をかけ合い楽しみ、幸せな時間を過ごすことができました。
ラプレムのYouTubeでレース前と当日にLive配信をして、多くの方にご覧いただきお声がけもありがとうございました。一緒に参戦したラプレムメンバーの皆さんも元気にフィニッシュに帰ってきて、最高齢フィニッシャーもラプレムメンバーが飾りました！
女子優勝の戸原明子選手と。ママは強し！
距離短縮もプラスにとらえて
4年ぶりの宮古島大会は、島の皆さんの温かさと抜群のロケーションで最高！ やはり青い海はテンションがあがりますね。今回はバイクとランが短くなり、スイム3km、バイク123km、ラン30kmの距離で実施されました。
ミドルとロングの中間の距離になり物足りなくなった方、この距離だからチャレンジできた方もいらっしゃいました。短くなって残念と思っていた方もいざレースが始まると素晴らしい環境で走れたことで「ロングは宮古島だけでも良いかも!!」と思うほどだったそうです。
沖縄宮古島ならではの雰囲気で、心が穏やかになりながら島の方々の温かさが力になりました。現地の方に横断幕と一緒に応援いただき感激でした！
現地の方手作りの横断幕。力が湧いてくる！
レース前はスイム会場で試泳したり、Onジャパンさんがウェルカムパーティーを、レース翌日は宮古島の方がおつかれさまパーティーを企画してくださったりとレースウィークを楽しみました。レース以外も楽しいのが遠征レースの良いところですよね。
Onジャパン主催のウェルカムパーティー ©KentaOnoguchi
今回は距離が短くなったことでランスタートの時間が早まり暑い時間帯に走ることになりました。やはり暑さが厳しいレースとなり、救急車はのべ30台ほど出たそうです。
バイクもランもエイドでは子どもたちが冷たい水をくれて、また多くの方が私設エイドをしてくださり、それに助けられたという人も多かったのではないでしょうか？
実は私もそのひとり。ランの序盤でパックのドリンクをいただき、終始それを持って走りました。これがなければかなりキツかったと思います。
また今回初めてスペシャルニーズ（ドリンクボトル）も使いました。来年もこの距離であれば暑さ対策を練る必要があるので、スペシャルニーズのよりよい活用方法を考えてもいいかもしれません。
こちらはレース後の記者会見の様子 ©KentaOnoguchi
レース前の記者会見で「この距離になったことをどう思いますか？」と質問がありました。私は距離が短くなっても良いので、島の皆さんの負担が少なく島の方も楽しみな大会になって欲しいと思います。
ただ参加しているだけでは島に何も還元できないので、私たちに何かできることはないか……と考えています。一度は出たい宮古島！ 来年の開催を楽しみに、まずは抽選に当たることを願ってトレーニングしていきましょう！
詳細レースレポートはコチラ＞＞http://lapulem.jp/miyakojima-2023/
©KentaOnoguchi
次は国内唯一のアイアンマンブランドレースへ
次に出場するレースはIRONMAN 70.3 JAPAN！ 最終日に駆け込みでエントリーしました。来年ロングも開催されたときのための下見に出場します。IRONMANストアでお手伝いをするのでぜひ遊びにきてください！ メロンデザインの可愛いウエアなどたくさんご用意しています。
今回の宮古島での一番の教訓は、元気にレースを終えること。今回出られなかった方も多くいらっしゃいました。笑顔でスタートし、無事にケガなく帰宅できればそれでOK！ 満足なレースができればより最高！ 欲が出た方は練習頑張りましょう。
安全健康第一に笑顔でウキウキなトライアスロンライフを♫
女子2位でのフィニッシュ ©KentaOnoguchi
コラムをはじめから読む
2022年
＞＞#01【KONAの表彰台を目指して】
＞＞#02【宮古島で新たなレースも夢じゃない!?】
＞＞#03【ケガの功名？ あらためて自転車の安全性を考える】
＞＞#04【ケガで落ち込むよりもできることを積極的に】
＞＞#05【ケガからの復帰戦 WTCS横浜に想うコト】
＞＞#06【高地トレーニングでパフォーマンスアップを狙おう！】
＞＞#07【今季注力のトレーニングで2週連続レースも笑顔でフィニッシュ！ 】
＞＞#08【シーズン後半 本命レースに向けてラストスパート！】
＞＞#09【佐渡で感じたコトをKONAで生かす】
＞＞#010【いよいよKONAへ】
＞＞#011【夢の舞台に立ってみて】
＞＞#012【リセットして再出発！ しろさとTT200出場へ】
＞＞#013【スタートダッシュを決めるためのオフシーズンの過ごし方】
2023年
＞＞#014【特大ジャンプで2023年は飛躍の年に】
＞＞#015【いよいよシーズンインに向けて本格始動】
＞＞#016【4年ぶり開催の宮古島でトライアスロンシーズンイン】
©KentaOnoguchi
太田麻衣子/おおたまいこ
トライアスロンチーム・ラプレム代表 https://linktr.ee/lapulem_maiko
大学からトライアスロンを始めて日本選手権8位、U23世界選手権代表など。2022年念願のアイアンマン世界選手権（KONA）に出場を果たす。目標はエイジでの表彰台。今はコーチングをしながら一緒にレースを楽しむスタイルでトライアスロンを満喫中！
【2023年レース予定】
4月16日（日）全日本トライアスロン宮古島
6月10日（土）IRONMAN 70.3 JAPAN
6月18日（日）IRONMAN Cairns
7月30日（日）榛名湖リゾート・トライアスロン
8月27日（日）トライアスロン珠洲
9月3日（日）佐渡国際トライアスロン
9月9日（土） 湘南OWS 10km
10月14日（土）アイアンマン世界選手権（Women）
11月5日（日）しろさとTT200
