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【もっと自分を磨くための身体改革とラン強化】太田麻衣子#023

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ルミナ編集部

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太田麻衣子コラム ©KentaOnoguchi

2023KONAのスタート前。同じエイジグループの選手と。「2022年はスタート前でひとりだったので、仲間がいてとっても心強かった!」(マイマイ) ©KentaOnoguchi

太田麻衣子のウキウキトライアスロンライフ#023

前回>>#022【2度目のKONAは素敵な笑顔にたくさん会えた!】

2023年充実していましたか?

皆さんこんにちは! トライアスロンコーチ、ラプレムの太田麻衣子です。2023年も後少し。今年はどんな1年でしたか? 私は4年ぶりに開催され盛り上がった宮古島トライアスロンから始まり、8レースに出場(※)、そのうち4レースは初出場。ブース出店したレースもあり新たにたくさんの方と出会えて、初参加レースはかなりワクワク楽しめました!

大会が開催される地域の方のご協力があってこそレースに出場できているので、走りながらできる限り「ありがとう」と伝えながら走り、応援し合いながらすべて笑顔で完走できたので充実した2023年でした。

一番うれしかったのはラプレム初期メンバーの方がIRONMAN 西オーストラリア(バッセルトン)で念願のアイアンマンになられたこと! 25m泳げないところから努力を積み重ねて、66歳でのフルディスタンスチャレンジ。笑顔でフィニッシュされた姿を見ることができて、自分のことよりもうれしくとてもホッとしました。しばらく休むと仰っていましたが、もう次のアイアンマンをエントリーされていました。

《※2023年出場レース(★初出場)》
・全日本トライアスロン宮古島(女子準優勝)
・IRONMAN 70.3 JAPAN東三河★(女子総合準優勝)
・IRONMAN Cairns★(エイジ4位)
・榛名湖トライアスロン★(ゲスト参加)
・トライアスロン珠洲Aタイプ★(女子優勝)
・佐渡日本選手権(女子準優勝)
・LAKE BIWA TRIATHLON (女子準優勝)
・IRONMAN世界選手権 (KONA)(エイジ50位)

Lumina'snight 2023

さて、12月の出来事を振り返ってみると、12月7日に開催された「Lumina’s night」(Lumina主催のユーザー感謝祭)では色んな方とお話できて楽しい時間を過ごしました。どんどん仲間・知り合いを増やして、みんなで楽しんでいきたいですね!

トライアスロンはまだまだ人口が少ないスポーツですが、だからこそ人との繋がりが広がると思います。ルミナさんはスクール、大会、イベント、コミュニティを作ったり、日々情報発信をしたり、日本のトライアスロン界になくてはならない存在(編集部注=マイマイさんありがとうございます!)。来年のLumina’s Nightも楽しみです!

写真は、私のコラムをアップしてくださっているルミナ角田さん、上田藍選手。それから、90代でアイアンマン世界選手権出場を目指す、日本が誇るレジェンドトライアスリートの稲田弘さんと。

マイマイ(写真・右)と稲田弘さん

太田麻衣子さんコラム

オリンピアン上田藍さん(写真・左)、編集部角田、マイマイさん(写真・右)

私も私なりのやり方で色んなトライアスロン情報をお伝えしていきたいと思います。出場レースはラプレムYouTube でご紹介していて、またにYouTube LIVEでおしゃべりもしているのでお時間あえばご視聴いただけたられうしいです。

腸活&休肝日で身体改革!

来シーズンに向けて取り組みを考え直している中で栄養士さんのアドバイスの元、腸活を始めました。まずは、マイキンソーの腸内フローラ検査を実施して自分の身体を知るところから。身体は食べた物と生活習慣からできています。食事はそれなりに気をつけているのですが、結果はA〜Eの中でB判定でした。

太田麻衣子さんコラム

検査結果

検査を結果を見ると、比較的良いのですが、一番気になっていた「痩せ菌」が全くないとの結果が出て愕然。栄養士さんにどうしたら良いか伺ったところ「休肝日を作ってください」と言われました。

私は365日ビールを飲む生活を10年くらい続けています。飲みながら夕食を作るのが好きなので恐らく結構な量を飲んでいます。しかも夜遅いので食べたらすぐ寝る生活で身体に良いわけがありませんよね……。

ここ最近、身体がぼよんとしているので、休肝日を設けることで身体が変わるならと一念発起! 意外とできるものですね。その他に甘酒、雑穀米などを取り入れてからの腸内フローラ結果はこれから。変化が出るかどうかドキドキです。4月の宮古島大会のときにはシュッとしている予定!

腸活を意識してから、これらの食品を毎日摂るようにしています。

・豆乳、甘酒
・雑穀米
・ビフィズス菌入りヨーグルト
・きのこ、根菜、緑の野菜
・納豆、キムチ、味噌など発酵食品
・MCTオイル
・肉(赤身)魚バランス良く
2023年KONA ©KentaOnoguchi

2023年KONA ©KentaOnoguchi

ラン強化で2025年KONAは表彰台に!

2021年はランの調子が良かったのですがそれ以降走力が落ちています。2年後のKONA(アイアンマン世界選手権)で表彰台を狙うために2年計画で2021年の頃のように走力を上げていきたいところ。

2020〜21年によくやっていたメニューは、JOG中心でインターバル練習は1000×5本1分休みと1000m×10本 1分休み/4分30サイクル(3分40秒〜3分30秒)で走っていました。いまは同じ10本3分55秒〜50秒/kmくらい。

2022年3月に落車(そのときのコラムはコチラ)してから閾値ペース以上のインターバル練習をやらなくなり、閾値ペース(4分10秒/km前後)で取り組んでいましたが、速く走らないことでお尻の筋肉と走力も落ちてしまいました。

太田麻衣子さんコラム

走力を高めていくためには閾値ペース以上の練習も必要。今後は1000m×10本を1〜2週間に1回入れていきます。同じメニューをやることで走力把握がしやすく、タイム(走力)が上がっていく過程が楽しいです。ラプレムのメンバーさんでスケジュールが合う方は一緒に走って切磋琢磨! トラック練だけでなく、赤坂御所3時間走も定番トレーニングです。

ラン練習での強度の割合はJOGを8割、高強度練習(閾値ペース&VO2MAXゾーン)を2割ほどできると良いと言われています。高強度だけでは疲労が溜まりケガのリスクが高いので、JOGをやった上で入れてください。

メニューは人それぞれで良いので、定期的に継続できるものを。JOGをした上で1週間に1度、2週間に1度、もしくはたまに高強度を入れてみましょう。寒い時期なのでストレッチ、アップは入念に!

太田麻衣子さんコラム

《メニュー例》
▼いつものコースのこの区間(1〜5km)を自分の定番コースを決めて走る。
▼500〜1000m×5〜10本/休憩方法は同じ条件が良い(本数距離はやれる範囲でOK!)。
▼坂道を速く走る(脚への負担を減らせる)。
▼ウィンドスプリントを入れるだけでも十分効果あり!(良い動きになりランニングエコノミーが上がる)。

年末年始は2024年のレース計画と目標設定をしよう

来年はIRONMAN JAPAN(フルディスタンス)が9年ぶりに日本に戻ってきます! IRONMAN JAPANみなみ北海道は、9月15日に開催予定です。

「日本でやるならIRONMANになりたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。舞台は北海道の函館で近郊。雄大な自然の中でのトライアスロンを満喫できると思います。レース後は海鮮・温泉が楽しみ。ホテルの朝食はいくら乗せ放題♪ エントリーが始まりTier1は即Sold out!定員は1500名。残りは300名くらいみたいなので、悩んでいる方はエントリーを!

年末年始は普段できない練習をやるチャンス! 煩悩スイムなどイベント的なチャレンジメニューをされる方もいらっしゃるでしょうか。ラプレムは元旦からスイムセッションです。長く走る、丁寧な食事を摂る、ストレッチや筋トレに時間を掛ける、バイクを綺麗にするなど、来シーズンの予定を考えながらお過ごしください。

来年もレースに多く出場してトライアスロンを楽しみ、その中で得たものをウキウキコラムや自身のSNSでお伝えしていきます!

2024年を笑顔で迎えられるように、より慎重に行動してうっかりケガのないようお気をつけください。今年も1年ありがとうございました!

太田麻衣子コラム Lumina  アイアンマンケアンズ

2023アイアンマン・ケアンズのバイクパート

コラムをはじめから読む
2022年
>>#01【KONAの表彰台を目指して】
>>#02【宮古島で新たなレースも夢じゃない!?】
>>#03【ケガの功名? あらためて自転車の安全性を考える】
>>#04【ケガで落ち込むよりもできることを積極的に】
>>#05【ケガからの復帰戦 WTCS横浜に想うコト】
>>#06【高地トレーニングでパフォーマンスアップを狙おう!】
>>#07【今季注力のトレーニングで2週連続レースも笑顔でフィニッシュ! 】
>>#08【シーズン後半 本命レースに向けてラストスパート!】
>>#09【佐渡で感じたコトをKONAで生かす】
>>#010【いよいよKONAへ】
>>#011【夢の舞台に立ってみて】
>>#012【リセットして再出発! しろさとTT200出場へ】
>>#013【スタートダッシュを決めるためのオフシーズンの過ごし方】

2023年
>>#014【特大ジャンプで2023年は飛躍の年に】
>>#015【いよいよシーズンインに向けて本格始動】
>>#016【4年ぶり開催の宮古島でトライアスロンシーズンイン】
>>#017【宮古島でトライアスロンへの想い新たに】
>>#018【国内外のアイアンマンに参戦】
>>#019【アイアンマン・ケアンズ、そして2度目のKONAへ向けて】
>>#020【駆け抜けた灼熱の夏!】
>>#021【女性パワーにあふれた2023KONAのRACEWEEK!】
>>#022【2度目のKONAは素敵な笑顔にたくさん会えた!】

太田麻衣子コラム ©KentaOnoguchi

©KentaOnoguchi

太田麻衣子/おおたまいこ
トライアスロンチーム・ラプレム代表 https://linktr.ee/lapulem_maiko
大学からトライアスロンを始めて日本選手権8位、U23世界選手権代表など。2022年念願のアイアンマン世界選手権(KONA)に出場を果たし、2023年も出場。目標は2025年のKONAでエイジで表彰台。今はコーチングをしながら一緒にレースを楽しむスタイルでトライアスロンを満喫中!

【2024年レース予定】
1月7日(日)ハイテクハーフ
1月20日(日)フロストバイト
3月24日(日)しろさとTT200
4月14日(日)全日本トライアスロン宮古島
6月16日(日)IRONMAN Cairns
6月23日(日)スワコエイトピークスミドルトライアスロン
9月 佐渡ナショナルチャンピオンシップ
9月15日(日)IRONMAN JAPANみなみ北海道

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