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【KONAに向けて2025年スタート!】太田麻衣子コラム#027

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ルミナ編集部

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太田麻衣子 ©KentaOnoguchi

アイアンマン・ジャパンみなみ北海道2024年 ©KentaOnoguchi

太田麻衣子のウキウキトライアスロンライフ#27

前回>>#026【アイアンマンで初めての経験も次に生かして!】

2024年の振り返りと2025年の目標と。

こんにちは! トライアスロンコーチ、ラプレムの太田麻衣子です。すっかりご無沙汰しております。

前回のコラムは2024年6月のIRONMAN Cairnsに出場した話でした。ケアンズでは冷えたからか? ランでお腹を壊しトイレに行くこと10回。翌週に出場したスワコエイトピークスミドルトライアスロンは雨でしたが、お腹にホットバルムを塗り保温バックを入れることで冷えずに走り切ることができました。

今年もケアンズに出場予定なので、バイクで念の為保冷バックを入れようと思っています。

2025年の話をする前に、少しだけ2024年の振り返りにお付き合いください。昨年一番盛り上がったレースは、9年ぶりに日本で開催されたフルディスタンスのアイアンマン、IRONMAN JAPANみなみ北海道だったと思います。

IRONMANが日本で開催される意味はとても大きく、新たにトライアスロンにチャレンジされた方、なかなか海外に行けないけどIRONMANになりたい! という方が多く出場されました。

IRONMANはご存知のとおりスイム3800m、バイク180km、ラン42kmと、とんでもない距離ですが、国内ロングより制限時間が長いので完走を目指しやすくなります。実際に国内ロングは制限時間が厳しいから完走が難しいけれど、10年ぶりにロング(IRONMAN JAPAN)に出て完走できた! という方もいました。

アイアンマン・ジャパンみなみ北海道©Kenta Onoguchi

ラプレムでは35人ほど出場し、初IRONMANは15人。ランのほとんどを歩いて完走した方もいました。泳ぎが苦手な人はスイムをクリアするのが高いハードルだと思いますが、スイムさえクリアすれば意外とできてしまうのがIRONMAN。

3種目ともコースは比較的イージーなので、チャレンジしやすいコースだと思います。フィニッシュはレッドカーペットを駆け抜け、「You are an IRONMAN!」と言われてのフィニッシュの達成感は何度走っても格別です。

女子総合2位、カテゴリー優勝で、2025年のKONAスロット獲得!

IRONMANはエントリーの際、過去のレース戦績が必要なく初レースでも申込可能です。今年のレースに関しては、先着順定員まであと少しと聞いているので、悩んでいる方はエントリーしちゃいましょう! ひとりでトレーニングを進めるのは難しいと思うので、ルミナで紹介されている練習会などに参加してみてください。

仲間や経験が増えてより楽しいトライアスロンライフになりますよ!

ラプレムの練習会も大歓迎! 昨年は多くの方に葉山の海練にご参加いただき、レースでは一緒に楽しめたのが嬉しかったです。今年もGWあたりから開催するのでご参加お待ちしています。

大会選びのポイントをお話ししました!

4月の石垣島、宮古島から国内トライアスロンが始まりますが、レース予定は決まってきましたか? 私は今年10月のKONAをメインにショート、ミドル、ロングに出場します。

レースを選ぶ際、何をポイントに決めていますか? 私は綺麗な海&湖、ダイナミックなコース、トライアスロンがなければ行くことがない場所、などに重点を置いて選んでいます。

2024年宮古島トライアスロン ©Kenta Onogoguchi

今年は能登島ののとじまトライアスロンに初参加します。震災が起きてから開催されていなかったですが、今年復活するということでラプレムのメンバーさんを誘っていきます。出てみたい日本の大会がまだまだたくさんあるので、毎年初参加する大会を増やしていきたいです。

ルミナYouTubeで篠崎友さん&謝孝浩さんと、ショート・ミドル・ロングのレース選びについて語っているのでぜひご覧ください。3人とも共通しているのはレースだけでなく、旅としても楽しむこと。楽しみ方は人それぞれですが、旅としてもトライアスロンを楽しみたい方にはとても参考になると思います。

【レース選び会議2025】プロ特選《51.5㎞》注目トライアスロン大会

【レース選び会議2025】プロが愛する《ミドル》注目トライアスロン大会

【レース選び会議2025】3人のプロが推す《ロング》注目トライアスロンTOP3とは?

私はロング主軸でレースに出ていますが、4種目目(ビールで乾杯♪)もレース当日に楽しめるミドルも好きです。ショートでスピードを楽しむ、たくさんレースに出たい! など、ライフスタイルに合わせてそれぞれの距離を楽しめるといいですね!

国内シーズンが始まるまであと約2カ月。とにかくケガなく風邪を引かないように、回復も計画に入れてトレーニングしていきましょう。

私はIRONMAN JAPANの後にインフルエンザと咳喘息になり体力を取り戻すのに時間がかかっています。シーズンが始まったらラプレムYouTubeが活動的になるので、ご覧いただけたらうれしいです。このウキウキコラムでもレース話やワンポイントアドバイスなどもアップしていきます。

2025年シーズンも笑顔でウキウキ楽しんでいきましょう!

©Kenta Onoguchi

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>>#01【KONAの表彰台を目指して】
>>#02【宮古島で新たなレースも夢じゃない!?】
>>#03【ケガの功名? あらためて自転車の安全性を考える】
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>>#08【シーズン後半 本命レースに向けてラストスパート!】
>>#09【佐渡で感じたコトをKONAで生かす】
>>#010【いよいよKONAへ】
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>>#012【リセットして再出発! しろさとTT200出場へ】
>>#013【スタートダッシュを決めるためのオフシーズンの過ごし方】

2023年
>>#014【特大ジャンプで2023年は飛躍の年に】
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>>#017【宮古島でトライアスロンへの想い新たに】
>>#018【国内外のアイアンマンに参戦】
>>#019【アイアンマン・ケアンズ、そして2度目のKONAへ向けて】
>>#020【駆け抜けた灼熱の夏!】
>>#021【女性パワーにあふれた2023KONAのRACEWEEK!】
>>#022【2度目のKONAは素敵な笑顔にたくさん会えた!】
>>#023【もっと自分を磨くための身体改革とラン強化】

2024年
>>#024【あっという間の4カ月 今年もウキウキトライアスロンライフ】
>>#025【2024年怒涛のシーズン前半戦!】
>>#026【アイアンマンで初めての経験も次に生かして!】

太田麻衣子 ©KentaOnoguchi

太田麻衣子/おおたまいこ
トライアスロンチーム・ラプレム代表 https://linktr.ee/lapulem_maiko
大学からトライアスロンを始めて日本選手権8位、U23世界選手権代表など。2022年念願のアイアンマン世界選手権(KONA)に出場を果たし、2023年も出場。目標は2025年のKONAでエイジで表彰台。今はコーチングをしながら一緒にレースを楽しむスタイルでトライアスロンを満喫中!

【2025年レース予定】
4月13日(日)石垣島トライアスロン
4月20日(日)全日本トライアスロン宮古島大会
6月15日(日)IRONMAN Cairns
6月29日(日)スワコエイトピークストライアスロン
8月24日(日)のとじまトライアスロン
10月11日(土)IRONMAN World championship KONA
11月16日(土)おきなわKINトライアスロン/日本エイジグループロングトライアスロン選手権

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