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【2024年怒涛のシーズン前半戦!】太田麻衣子#025

投稿日:2024年6月13日 更新日:


ルミナ編集部

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©Kenta Onoguchi

太田麻衣子のウキウキトライアスロンライフ#025

前回>>#024【あっという間の4カ月 今年もウキウキトライアスロンライフ】

宮古島からケアンズへ怒涛のシーズン前半

またまたご無沙汰しております! トライアスロンコーチ、ラプレムの太田麻衣子です。宮古島から国内レースが始まり、各地で熱戦が繰り広げられていますね!

パリオリンピックの代表選手も確定。東京に引き続き高橋侑子選手、ニナー賢治選手、小田倉真選手が選出されました。オリンピックまであと2カ月、チームJAPANをみんなで応援しましょう。

関連記事>>【パリ2024 日本代表ニナー、小田倉、高橋が意欲語る】

パリオリンピック代表

パリオリンピック代表記者会見 ニナー賢治選手(写真・左)、高橋侑子選手(中央)、小田倉真選手(右)©Lumina

この春からJTUクラブサポートプログラムが始まり、ルミナやJTUの投稿で全国のクラブチームの様子や選手の姿を見られてワクワクしています。

関東では9月22日~23日に東京海の森でクラブフェスティバルが開催されます。詳細はこれからになりますがとても楽しみです。

太田麻衣子コラム25

2024年宮古島。同世代で同時期にエリート選手として活躍した上田藍選手、細田雄一選手と。写真=太田さん提供

宮古島で同世代の活躍

2024年の国内レース幕開けとなった、宮古島大会。今大会の注目は3回オリンピックに出場され、IRONMANプロカテゴリーで活躍している上田藍選手だったと思います。結果はご存知のとおり、圧倒的強さで女子優勝、男女総合で10位と素晴らしい走りをされました。

関連記事>>【宮古島2024】上田藍が史上初の「初優勝&総合10位」

上田選手とは昔稲毛インターで一緒に練習していました。また同時期に一緒にレースに出ていた細田雄一選手も出場していて、上田選手と細田選手のサイドバイサイドを見て走りながらドキドキワクワク(上田選手総合10位、細田選手11位でした)!

ふたりとは同世代なので、今後ロングで同じレースに出られることをとても楽しみにしています。同世代のみんなー! 一緒に宮古島出よう♪

2024年宮古島トライアスロン

宮古島スタート前、上田選手と ©Kenta Onoguchi

私の結果は女子4位、男女総合41位でした。スイムはかなり上出来、バイクは落ち着いて乗ったのですが、ランで思うように身体が動かず悔しい内容になりました。宮古島の方をはじめたくさんの方に応援をいただき、選手と声を掛け合いとても楽しいレースでした!

なによりラプレムのみんなが無事に完走し、スイムが不安でDNSも考えた方がそれを乗り越えてランコースで会えた瞬間はホッとし、そして力をもらえました。仲間が多いとレースは心強いですね。

宮古島のレースレポートはラプレムのHPで詳しく紹介していますのでぜひご一読ください。

今年からランコースは以前のようなすれ違い(昨年は周回)に戻り、ほぼ全員とすれ違うことができ、声を掛け合えました。

宮古島の方の応援も増えて走りながら力をもらえたことと思います! 来年はランをフルに戻したいと事務局の方がおっしゃっていたので、そのつもりで練習していきましょう。

2024年宮古島トライアスロン ©Kenta Onoguchi

2024年宮古島トライアスロン ©Kenta Onoguchi

大会を盛り上げるクラブチームプログラム

5月の横浜大会から冒頭にお話ししたJTUクラブサポートプログラムが始まり、会場にはクラブテントを設営できるエリアが設けられました。

>>JTUクラブサポートプログラムについてはコチラ

チームはもちろんですが、チーム外の選手も応援して盛り上げるのがトライアスロンの良いとことですよね。レースの醍醐味のひとつは応援を受けながら走れることだと思います。

私はレースでの多くの声援のおかげで走ることができています。そのため自分が応援に回った時は全力で応援しています。

国内大会で、一番応援が楽しみなのは佐渡です。自分のレースを終えて(ビールを飲みながら(笑))、Aタイプ(ロング)の選手を全力応援!!

走れないと思っても一声で脚が動くので、少しでも力になればと声を掛けています。今年はスピーカーで音楽を流して応援する予定です。立てても問題ないようなら、テントも用意する予定です。Bタイプ(ミドル)の選手はみんなでAタイプの選手を応援しましょう!

クラブコミュニティサポートプログラム ©Kenta Onoguchi

クラブコミュニティサポートプログラム ©Kenta Onoguchi

「サブ9プロジェクト」の本気から刺激をもらった

『TriathlonLumina』2023年9月号で特集があったIRONMANでサブ9(9時間切り)を目指しているふたりの選手がIRONMAN ハンブルグに出場されました。

結果は……菊池朋明選手が8時間32分03秒、星大樹選手8時間40分44秒と見事に目標達成! 彼らを知っている方はドキドキワクワクしたのではないでしょうか。「そしてやればできる!」と刺激をいただいたと思います。

アイアンマンハンブルグ サブ9プロジェクト

IMハンブルグで、有言実行の9時間切りを果たした、菊池朋明選手(写真・右)、星大樹選手(写真・左)

私もそのひとりです。何度か一緒に練習をさせてもらったのですが、練習への取り組み、戦略、目標に掛ける想いを直に見させてもらい気が引き締まりました。

星選手の話は6月19日(水)のルミナオンラインイベント(負けない!強豪エイジに訊く、トレーニング&補給戦術 by Maurten)で聴けるのでぜひエントリーを!

また、ふたりのレースレポートがWEBに上がっているので、ぜひご覧ください。レース中にアイコンタクトでお互いの気持ちを悟り鼓舞し合う姿、やってやる! という強い意志、もうひとりのプロジェクトメンバー木田史彦選手への想いに胸が熱くなりました。次なる目標を定めているようなので、今後の活躍も要チェックです!

▼サブ9メンバーのレポート
菊池 朋明選手
星 大樹選手

稲田弘さんとともにIMケアンズへ

そして、今週末(6月16日)はIRONMANケアンズです。日本から一番行きやすい海外IRONMANだと思います。日本から直行便、時差1時間、気候は程良い暑さ、空港からメイン会場付近のホテルまで10分。

IM70.3とIRONMANがあり、ラプレムからは15人が参戦します。初IRONMANは6人です。15人全員が完走できるようにサポートしていきます。

太田麻衣子コラム25

91歳の稲田弘さんと同じ便でIMケアンズへ。太田さんがアイアンマンへの挑戦を決めたきっかけとなったレジェンドトライアスリート 写真=太田さん提供

まずは完走、ベストなレース、KONA(アイアンマン世界選手権)が目標など色んな方がいると思います。今回のケアンズは稲田弘選手(91歳のレジェンドトライアスリート)がKONAスロットを目指して出場されます!

同じ便でケアンズ入りしたのですが、とても顔色良く相変わらず背筋がピっとしていらっしゃいました。私は稲田さんと一緒にKONAに出たいと思い2018年からIRONMANに出始めました。初めて一緒のIRONMANに出場するのでとても楽しみです。

2023年IRONMANケアンズ

2023年IRONMANケアンズ 写真提供=太田さん

>>昨年のIRONMANケアンズレポートはコチラ

レース当日はルミナで配信があると思うので、日本から応援をよろしくお願いします!

まだスタートリストが出ていないのですが、日本選手はかなり多いと思います。プロカテゴリーでは上田藍選手、巖淵知乃選手、寺澤光介選手が出場します。日本選手みんなで良いレースしましょう!

昨年出場した際の様子をラプレムYouTubeにアップしています。初出場の方はぜひ参考にしてください

アンバサダーとしてスワコを楽しむ

ケアンズの翌週、6月23日は2年ぶりに開催されるスワコエイトピークストライアスロンにアンバサダーとして出場します。ケアンズ翌週で完走がやっとだと思うので、のんびりペースでエイドのおもてなしを満喫して、みなさんを応援しながら楽しみたいと思います!

太田麻衣子コラム25

スワコの立ち上げメンバーのおふたりと。 写真=太田さん

この大会はトライアスロンが好きなメンバーがサウナで「トライアスロン大会やっちゃう!?」というのが始まり。6市町村をまたいで開催されるのですが、君たちがやるなら手伝うよ! と多くのボランティアさんや企業が賛同し、開催されます。

ご苦労もたくさんあり、このロケーションで開催される大変さを噛み締めながら、ルールとマナーを守って楽しみましょう。

太田麻衣子コラム25

スワコレース後には、フレッシュフルーツジュースがふるまわれる 写真=太田さん提供

フィニッシュ後は生搾りジュースをはじめ、諏訪の美味しいものブースがたくさん出ます。ミールクーポンをもらえるので、お腹いっぱい食べましょう!

1回大会から2年の準備期間を経て色々と盛り上がると思うので、参加の皆さんはお楽しみに。

スワコ8ピークイスミドルトライアスロン ©Kenta Onoguchi

スワコ8ピークイスミドルトライアスロン ©Kenta Onoguchi

▼レースの魅力をマイマイコーチが解説
>>新生スワコ8ピークスミドルはここがスゴい!〈レース編〉
>>新生スワコ8ピークスミドルはここがスゴい!〈観光&ホスピタリティ編〉

今年の夏も暑くなりそうです。マイペース&安全にウキウキなトライスロンシーズンを♪

2024年宮古島トライアスロン ©Kenta Onoguchi

2024年宮古島トライアスロン ©Kenta Onoguchi

コラムをはじめから読む
2022年
>>#01【KONAの表彰台を目指して】
>>#02【宮古島で新たなレースも夢じゃない!?】
>>#03【ケガの功名? あらためて自転車の安全性を考える】
>>#04【ケガで落ち込むよりもできることを積極的に】
>>#05【ケガからの復帰戦 WTCS横浜に想うコト】
>>#06【高地トレーニングでパフォーマンスアップを狙おう!】
>>#07【今季注力のトレーニングで2週連続レースも笑顔でフィニッシュ! 】
>>#08【シーズン後半 本命レースに向けてラストスパート!】
>>#09【佐渡で感じたコトをKONAで生かす】
>>#010【いよいよKONAへ】
>>#011【夢の舞台に立ってみて】
>>#012【リセットして再出発! しろさとTT200出場へ】
>>#013【スタートダッシュを決めるためのオフシーズンの過ごし方】

2023年
>>#014【特大ジャンプで2023年は飛躍の年に】
>>#015【いよいよシーズンインに向けて本格始動】
>>#016【4年ぶり開催の宮古島でトライアスロンシーズンイン】
>>#017【宮古島でトライアスロンへの想い新たに】
>>#018【国内外のアイアンマンに参戦】
>>#019【アイアンマン・ケアンズ、そして2度目のKONAへ向けて】
>>#020【駆け抜けた灼熱の夏!】
>>#021【女性パワーにあふれた2023KONAのRACEWEEK!】
>>#022【2度目のKONAは素敵な笑顔にたくさん会えた!】
>>#023【もっと自分を磨くための身体改革とラン強化】

2024年
>>#024【あっという間の4カ月 今年もウキウキトライアスロンライフ】

太田麻衣子コラム ©KentaOnoguchi

©KentaOnoguchi

太田麻衣子/おおたまいこ
トライアスロンチーム・ラプレム代表 https://linktr.ee/lapulem_maiko
大学からトライアスロンを始めて日本選手権8位、U23世界選手権代表など。2022年念願のアイアンマン世界選手権(KONA)に出場を果たし、2023年も出場。目標は2025年のKONAでエイジで表彰台。今はコーチングをしながら一緒にレースを楽しむスタイルでトライアスロンを満喫中!

【2024年レース予定】

6月16日(日)IRONMAN Cairns
6月23日(日)スワコエイトピークストライアスロン
7月7日(日) 真鶴・岩海岸OWS
7月21日(日)榛名湖リゾートトライアスロン ※6/16締め切り
9月1日(日) 佐渡B/ナショナルチャンピオンシップ
9月15日(日)IRONMAN JAPANみなみ北海道
9月22日(土)・23日(日) クラブフェスティバル(海の森トライアスロン)
10月20日(日)LAKE BIWA TRIATHLON
11月17日(日)おきなわKinミドルトライアスロン※新規大会

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